Q&A

Q1	造園ってどんな仕事？
A1	造園は、どんな庭や公園をつくるか？考え、それをつくり、いつまでもきれいな庭のままにしてあげます。これを専門用語で設計・施工・管理すると言います。緑の空間を人々に提供する仕事ですね。仕事の内容は様々です。簡単に中身を見てみましょう！設計：庭や公園の設計図を考えます。最近ではCADソフトを使って、パソコンで描くようになりました。施工：庭や公園をつくります。土木作業なので、暑い日や寒い日はたいへんです。大きな土木機械を操作することもあります。管理：庭や公園の管理をします。実はこの仕事が一番多いのです。木の剪定(木の形をきれいに整えます)や芝刈り、草刈り・草むしり、ゴミ拾いetc......。地味な仕事でつまらなそうと思っていませんか？デートに出かけてきれいな公園でくつろぐことがあるでしょう？その公園をきれいにしているのは、造園業の方々なのです。裏方の仕事ですが、とても人の役にたっている仕事なのです。
Q2	実習ってどんなことをするの？
A2	木の剪定や刈り込み、草刈りや草むしり、薬剤散布や施肥(肥料をあげること)、花苗・樹木苗づくりや花壇づくりetc......。Q1で説明した管理の仕事を中心に、やり方を学んでいきます。植物は生き物です。ペットを育てるのと同じです。暑い日も寒い日も管理をしてあげないといけません。夏休み・冬休み・春休みも実習を行いますので、たいへんだと思いますが、生き物を育てる優しい気持ちで取り組んでください。
Q3	女の子はどれくらいいますか？
A3	最近は女の子が増えてきています。昔は造園の仕事は男の仕事と思われていたようですが、今の時代はそうじゃないのですね。現在、3年生4人、2年生9人、1年生9人の合計22人です。113人中22人ですから、何と！2割が女の子です。基本的に男女の区別なしに実習等を行いますが、力仕事では男の生徒に任せることもあります。
Q4	大学には行けますか？
A4	環境緑地科には指定校推薦枠(高校の推薦をもらえれば合格することができる)があります。主な大学は南九州大学や西日本短期大学、東京農業大学短期大学部などです。学校の推薦枠をもらうためには、日頃の学習への取り組みや出席状況、部活動や生徒会、農業クラブへの参加などが大切です。国公立大学に進学した生徒も過去にいますが、とても難しいのが現実です。１年生から自分で高い意識をもって、勉強する必要があります。

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